入院について

入院治療の原則

当院は、精神科救急に対応し、 3ケ月以内の入院で集中的治療をおこないます。
  • 初めて入院される方は、入院期間3ケ月以内で救急病棟への入院を原則とします。
  • 入院期間3ケ月以内でも、病状によっては転院・転棟・退院をしていただくことがあります。
  • 患者さんの治療には家族等の協力が欠かせません。当院では、入院されてからすぐに退院に向けた治療支援プログラムを行っていきます。

 

当院の入院治療の特徴

  1. 精神保健福祉法を守り、患者さんの人権に配慮します。
  2. 患者さん個々の個性・背景を理解するよう努め、治療に反映すべく心がけます。
  3. 薬物やアルコールに関連した障がいは、個室にて中毒症状(離脱症状等)を集中的治療にて行い短期間で症状改善を図り、速やかに退院(社会復帰)となる支援を行います。
  4. 安全で確実な治療を行います。
  5. 入院後急性期を過ぎたら、退院支援(社会復帰)プログラムを行います。

 

看護理念

  1. 病院理念に沿い、円滑な看護活動に努める。
  2. 患者さんの人権と個性を尊重し、信頼関係を築き看護を行う。
  3. 患者さんが安心して療養できるよう、医療の安全に留意した環境づくりに努める。
  4. 自己研鑽により、精神科看護の向上に努め、感性豊かな看護を提供する。
  5. 社会資源の活用をコメディカルと連携し、患者さんの社会復帰を支援する。

 

病棟別病床数

病棟名 看護体制 病床数
1階病棟 特殊疾患病棟 51床
西2階病棟 特殊疾患病棟 53床
東2階病棟 精神療養病棟 55床
西3階病棟 精神療養病棟 55床
東3階病棟 地域移行機能強化病棟 60床
4階病棟 精神科救急病棟 48床
  合  計 322床


 

入院形態

当院に入院するときは、精神保健福祉法により入院形態が決定いたします。
そのため主治医、また場合によって精神保健指定医(以下、指定医)の診察の上、以下のような入院形態をとらせていただきます。
他科病院と異なり手続きが複雑になることがありますが、精神保健福祉法に基づく手続きのため、ご了承下さい。
精神保健及び精神障害者福祉に関する法律(精神保健福祉法)では、主な入院形態が次のように定められております。

入院形態 適応される状態
任意入院 医師が入院必要と診断して本人も入院に同意した場合に適応されます。
医療保護入院 医療及び保護が必要な状態のため精神保健指定医が入院必要と診断したが、本人から同意を得られないため、家族のいずれかの方が同意した場合に適応されます。
応急入院 精神保健指定医が入院必要と診断したが、本人からの同意が得られず、急速を要し、家族のいずれかからも同意が得られない場合、72時間に限って適応されます。
措置入院 精神保健指定医2名が診察して入院させなければ自身を傷つけ、また、他人に害を及ぼすおそれがあると診断した場合、行政処分として適応されます。

 


 
入院の手続きは医事係・会計窓口及び医療相談室で行います。
入院の手続きの際、「健康保険証」「印鑑(シャチハタは不可)」「保証金 5 万円」「預かり金(5千円程度)」 、所有している「健康保険限度額適用証」「後期高齢者医療被保険者証」「福祉医療費受給者証」 などのカード及び認定証をご用意下さい。
 

入院証書

入院証書に、身元引受人と連帯保証人の署名捺印をしていただきます。
 

入院保証金

入院院保証金として5万円をお預かりし、退院会計時(※退院した翌月10日以降)に清算いたします。
また、預かり書を発行いたしますので、退院会計時まで大切に保管し、紛失されないようご注意下さい。
※入院保証金へは利息はつきません。
 

預り金

日用品・間食・その他生活管理費用をお預け入れしていただいております。
預り金は事務室で使途を明記し、責任をもって管理しております。
お小遣い使用状況、残高等につきましては適宜お知らせしております。
管理費として月額1,800 円(日割りの場合60 円/ 日)をいただきます。
※預り金へは利息はつきません。
 

預かり金管理及び日用品購入業務等医療外代行業務に関する約定書

 

入院の同意書

任意入院  「任意入院同意書」へ患者さんご本人に、署名をしていただきます。 
 医療保護入院  「入院同意書」へ保護者(配偶者・扶養義務者・後見人など)または保護者となる予定の扶養義務者の方に署名捺印をしていただきます。

 

保護者選任手続きが必要な場合

保護者選任の手続きが必要な場合は、下記の書類・証明書が必要となります。

  1. 保護者選任申立書
  2. 後見に関する証明書
  3. 入院患者さんの戸籍謄本 
  4. 保護者申立人の戸籍謄本(入院患者さんと同一の場合は不要)

※担当者が手続き方法について詳しくご説明し、申請書類についてご案内いたします。


 
入院が決まりましたら、入院生活に必要なものを準備して下さい。
また、入院される病棟によって必要なもの、持ち込めるもの、持ち込めないものが異なりますので予めご了承下さい。
詳しくは病棟職員にお尋ね下さい。
 

お持ちになる物

洗面用具一式:洗面器・歯ブラシ・歯磨き粉・ボディーソープ・シャンプー
コップ:プラスチック製のもの 2個(お茶用・歯磨き用)
タオル:浴用タオル 5枚・バスタオル 2枚
履き物:室内履き 1足

  • ※滑りにくく、音のしないもので靴は紐のないものをお願いします。

衣類:普段着 上下5組・下着 上下5組 靴下

  • ※ベルト・紐付きの上着、ズボンは避けて下さい。

衣装ケース:引き出し式のもの

  • ※詳しくは病棟職員からお聞き下さい。

電気カミソリ(男性):充電もしくは電池式のもの

  • ※コード式電気カミソリの使用はご遠慮下さい。

 

お持込できない物(お互いの入院生活に支障をきたさないため)

貴重品(多額の現金・預金通帳・印鑑・宝石・銀行カード・免許証など)

  • ※万が一、紛失されましても当院では責任を負いかねますので予めご了承願います。

ガラス類、ライター、マッチ、ハサミ・ナイフ・カミソリ・針・爪きり等鋭利なもの、スプレー用品、紐付きの衣類や袋・カバンなど。

  • ※所持する患者さんご本人が自己管理できても、他の患者さんが誤って使用し事故につながる恐れがありますので、上記のものの持ち込みは固くお断りいたしております。
  • 病棟内の安全管理のため、入院時や外出・外泊からの帰院時にはお荷物の中身を確認させていただきます。ご理解とご協力をお願いいたします。

 

その他事項

  1. 当院では病衣は用意しておりません。患者さんでご用意下さい。
  2. 衣類は季節に合ったものをご用意して下さい。
  3. 寝具類は用意していただく必要がありません。
  4. CD/ラジカセなどの電化製品は、病状によって使用をご遠慮いただくことがあることをご了承下さい。
  5. メガネ・入れ歯・補聴器・杖などについても場合によっては預かることがあります。
  6. 紙おむつ・尿取りパットなどは当院売店もしくは業者委託購入できますが、持参いただいても結構です。
  7. 食中毒・窒息など危険を避けるため変質しやすいもの、また餅類などは決して持ち込まないようお願いいたします。
  8. 他の病院・医院より処方されている薬剤、常用している市販薬があれば主治医にご相談下さい。
  9. 持参されたものには、必ずお名前(フルネーム)を記入下さい。

 

病棟

7つの病棟があり、病状などにより医師の判断で入院される病棟は異なります。
任意入院は開放病棟が基本となりますが、病状や患者さんの希望により閉鎖病棟で治療されることもあります。
療養スケジュールなどは、病棟・病状により多少異なりますので予めご了承下さい。
閉鎖病棟は終日、病棟出入口が施錠され閉鎖されております。
開放病棟は、病院安全管理上、午後4時~午前8時まで病棟出入口は施錠されます。
 

外泊・外出

任意入院の方は申し出により外出は自由ですが、スタッフに外出先、帰院予定時刻等を告げてから外出となります。それ以外の方は主治医より許可を得た上での外出となります。原則無断での外出等は患者さんの安全確保のため、控えていただきます(※安全確保のため警察署に保護要請することがあります)。外泊は入院患者さん全員主治医の許可を必要とします。希望による外泊は病状等もありますので、事前にご相談下さい。
また、外出・外泊時の際の持参品で危険物の持ち込みがないようご協力願います。
 

食事

当院は管理栄養士のもと入院時食事療法(I)、及び特別管理の届け出を行っております。
時間帯は朝食午前7時30分~、昼食午後12時00分~、夕食午後6時~となっており病棟内で摂っていただきます。患者さんによっては特別なお食事(糖尿病食、誕生日食等)をお出しします。また、お粥等や好き嫌い、麺・パンなどの希望も承っておりますが、極端に希望が多く通常食と異なる食事を提供する場合には、差額分を負担いただく場合もあることをご了承ください。
病院でお出しする以外の食べ物、飲み物については主治医やスタッフにご相談下さい。
 

入浴

各病棟に浴場が設備されています。週3回の入浴となりますが盆正月など長期休日の際は回数が減る場合がありますことをご了承下さい。
 

電話

各病棟に公衆電話ボックスが設置されています。早朝・深夜のご使用は、他の患者さんのご迷惑にならないようご配慮願います。
携帯電話については、指定された場所(公衆電話ボックス内)での使用が可能です。※ただし、病状によっては使用を控えてもらう事もあります。
 

郵便・宅配便

入院中も郵便を出したり、受け取ったりする事は自由にできます。
郵便を出される方は、切手を貼り職員に投函するよう依頼下さい。
※病院宛に郵便を手配する場合は、入院中の病棟名を書き添えて下さい。
 

宅配便の受け取り

宅配便の着払い指定はご遠慮下さい。
※患者様にお渡しする際、職員立会いのもと患者様自身の開封のうえ品物が危険物やお持ちできないものがないかを確認することをご了承下さい。
 

日用品等

開放病棟に入院されている患者さんは売店をご利用下さい。
閉鎖病棟に入院されている患者さんは、病棟職員に必要品物の購入を依頼して下さい。職員が売店に発注いたします。なお、食料品・タバコについては健康上の理由また、小遣い銭管理上好ましくないものはご遠慮願う場合があることをご了承下さい。
 

喫煙

健康増進のため、院内において全面禁煙となっております。
職員はもちろん、当院に入院や通院でお越しいただく患者さんや面会に来られる方々すべてに、ご理解をいただきご協力をお願いしております。
 

洗濯

自宅で洗濯をされる場合
ご家族様に、数日おきに来院いただき出来上がりの洗濯物と交換をお願いいたします。
洗濯を委託する場合
洗濯委託料は以下の通りとなります。
 

種 類 金 額(税込)
1枚あたり
衣類(上下) 154円
下着類(シャツ、パンツ、キャミソール等) 31円
小物(靴下、ハンカチ、フェイスタオル等) 31円
バスタオル、エプロン(割烹着) 103円
タオルケット(ラバーシーツ、毛布) 206円
ワンピース(浴衣、つなぎ等) 206円
特別着(毛50%以上のセーター、厚手のジャンパー、キルティング製品) 309円

 

理髪

病棟職員が理髪室へ患者さんを誘導もしくは理容師が病棟に出向き理髪いたします。
理髪料金は以下のと通りとなります。

種 類 金 額(税込)
調髪(カット・シャンプー・顔剃り) 2,100円
丸刈り(丸刈り・シャンプー) 1,100円
レディースカット(シャンプーなし・顔剃りなし) 1,600円
オプション

顔剃り 600円
毛染め 2,100円
シャンプー 1,100円

 

特別療養環境室(特別室)

主な設備として、液晶テレビ・冷蔵庫・椅子・ロッカーを配置しております。ご利用の方には、治療費のほかに「差額室料」を、ご負担いただきます。入室を希望される方はスタッフまでお申し出下さい。
(例:1泊2日の場合は、2日分の料金をいただくことになります。)
特別療養環境室(特別室)の使用料は以下の通りとなります。

部屋番号 金 額(税込)
1日あたり
328・407・408・410 2,268円
113・411・417・418 2,808円

 

緊急時の対応

地震や火災等の災害時には、スタッフが皆様を安全な場所へ誘導しますので、「あわてずに」「落ち着いて」その指示を待ち、行動して下さい。
 

その他事項

  1. 分からないことがあれば遠慮なくスタッフにお問い合わせ下さい。
  2. なるべく他の入院患者さんの安静や妨げにならないよう注意して下さい。
  3. 患者さん同士の金品の貸し借り、日用品の売買は禁止させていただきます。
  4. 郵便物等に危険な物が入っていると推測される場合にはスタッフ同伴で開封し、場合によっては預かる場合があります。

 
月に1回のご請求となり、翌月の10日以降に請求書をお渡しまたはご郵送させていただきます。
請求には入院中購入した日用品代や洗濯代・理髪代等も含まれます。
なお、退院日当日の請求書発行はいたしておりません。
支払い方法は次の通りになります。
 

午前8時30分~午後5時の間に1F会計窓口にて直接納付

第1・3・5土曜日の午後、第2・4土曜日、日曜日、祝日等病院休診日は請求書を持参の上、お釣りがないように請求書通りの金額の支払いでお願いいたしております。
 

お釣りがない形での現金書留

患者さんのお名前で病院宛にお願いいたしております。

宛先 〒013-0016 秋田県横手市根岸町8-21
横手興生病院 医事係 行

 

病院口座への振込み

口座名 北都銀行 横手支店 (普)6032658 
社会医療法人 興生会

必ず、患者さんのお名前でお振り込みをお願いいたしております。
振込みされた人のお名前ですと、当方で確認できません。
 

リコーリース代行による口座からの引落

リコーリース代行による口座からの引落しをさせていただきます。
手数料として1回につき97円かかります。
支払いについて遅れる、または分割を希望される方は入院窓口か医療相談室にてお受けしております。
日用品等の明細の発行もお受けしております。
 

クレジットカード及びデビットカード(キャッシュカード)のご利用

クレジットカード及びデビットカードは外来診療日のみご利用可能です。

ご利用場所 1F会計窓口
ご利用時間 9時30分~16時(月曜日~金曜日)
9時30分~11時30分(土曜日)

ご利用可能なカード
【クレジットカード】DC、UFJ、NICOS、VISA、MasterCard、JCB、アメリカンエキスプレス
【デビットカード】都市銀行、地方銀行、信用金庫、信用組合、ゆうちょ銀行、農協など

  • ※一部、ご利用いただけないキャッシュカードもございます。
  • ※デビッドカード(キャッシュカード)の場合、即時に口座より引き落としとなります。あらかじめ残高のご確認をお願いいたします。

 

注意事項

領収書の再発行は行っておりません。


 
日用品・間食・その他生活管理費用として次のいずれかの方法によりお預け入れください。
預り金は事務室で使途を明記し、責任をもって管理いたします。
お小遣い使用状況、残高等につきましては適宜お知らせいたしますので、お預入れが滞ることのないよう、ご留意下さい。
なお、管理費として月額1,800円(税込、日割りの場合60円/日)をいただきます。
※預り金へは利息はつきません。
 

会計窓口でのお預かり

病院会計窓口に現金にてお預けください。
午前8時30分~午後5時
 

現金書留によるお預かり

現金と併せて、入院病棟名、患者名、お預け金額を記入したメモを必ず同封して下さい。
入金確認後、領収書を送付します。

宛先 〒013-0016 秋田県横手市根岸町8-21
横手興生病院 医事係 行


 
面会時間 午前9時から午後8時

午前11時45分~午後12時45分
午後5時30分~午後7時
※患者さんの食事のため面会をご遠慮いただいております。
 
平日(午前9時~午後7時):1 階「受付」にて面会手続きし、面会証を持参のうえ病棟に入らして下さい。
平日(午後7時~午後8時)、第1・3・5土曜日(午後12時45分~午後8時)、日曜祝日(午前9時~午後8時):1 階「救急・外来受付」にて面会手続きし、面会証を持参のうえ病棟へ入らして下さい。

また、面会時に持参されたものについては危険物の持ち込みがないようスタッフが確認させていただきます。
なお、病状等により、主治医より面会を制限することがありますのでご了承下さい(※面会が不安な場合は事前に電話等でスタッフにお問い合わせ下さい)
やむを得ない事情がある場合、上記以外でもご面会できますが事前にご連絡下さい。
食料品の差し入れについては、食事制限をされている患者さんもおりますので看護師が確認をいたします。
また、食中毒防止や窒息事故防止のため生の食品・餅類の持ち込みはご遠慮 下さい
その他飲酒下での面会はご遠慮願います。
面会は患者さんの励みとなり、治療効果を高めることにもなります。
つきましては面会がしばらくない患者さんのご家族等に面会のご協力の依頼をさせていただく場合もあります。
 
※4階病棟に入院されている患者さんの面会に来られたかたへ
病棟入口前に面会者用専用ロッカーを用意しております。
入院中の患者さんの安全を確保するため、面会者の私物を病棟内に持ち込まないよう、 ロッカー(鍵付)にお預かりけいただきます。
ご理解・ご協力の程お願いします。
(*鍵は面会者自身の管理となります。)

 
  • 当院では付き添いは必要といたしません。
  • 患者さんやご家族の住所、連絡先(請求先)、保険の種類等の変更や保護者の死亡や健康状態の悪化等がありましたら、すみやかに入院病棟、事務、医療相談室の各窓口へのご連絡をお願いたしております。
  • 当院では季節にあった行事を開催しております。
  • 入院中、体調の変化によっては当院以外での医療機関において診察・検査など他科受診の必要となる場合があります。
  • 病状によって、または急を要する場合にはスタッフが付き添いますが、送迎・付き添いは原則としてご家族にお願い致しております。

 

家族等の皆様へ

こころの病気は比較的長期の治療を要することが多いため、患者さんの規則正しい生活の心がけと規則的な通院、服薬の確認をお願い致します(外泊時も含め)。
患者さんの入院に伴い、いろいろな心労が生じることと思いますが、患者さんの病気のご理解をいただき、共に回復を目指しましょう。
また、当院では同様の悩みを抱えていらっしゃる家族様の会「ひまわり会」があり、患者さんへのいろいろな行事の提供やご家族のための病気について等の研修会の参加等を行っています。詳しい話が聞きたい、加入したい方は医療相談室にご連絡下さい。